今年の冬は、本当に寒く、ワンは大喜びですが、人間の方は外に出るのも苦です。この寒さで、私の母は家の中で靴下を2重履きする様に。。。
外に出る際はさすがに、2重履きのまま出るわけにも行かず、スリッパの上にちょっこりと靴下を脱いで行きます。
で、帰宅するといっつも靴下は片一方だけありません。。。そうです。靴下なんて魅力的なもの、デデがほおっておく訳が無いのです。
そしていつもお決まりの通り、『もうぅ～～っ』って言いながら、デデのベッドから、白い泡の付いたべちょべちょの靴下を掘り出してきます。
『もうぅ～～』の母の口調は、『嫌になっちゃうわ』と『いつまで経ってもこんな事してかわいいんだから～』の2つがごちゃ混ぜになった感じ。
ベッドの中に埋め込まれた靴下も、片付けても片付けてもとっかえひっかえ持ち出してきては成敗されて腸が出てしまったおもちゃの数々も、デデと一緒に暮らしていなかったら 私たちには無縁なものばかり。
そんなものをたくさん見ることができて、『もうぅ～～』っていえるのも、ワンと一緒に暮らす 幸せのひとつなんだろうとおもいます。 だから、母の『もうぅ～～』は、幸せな『もうぅ～～』なんだろうな～なんて、今日もまた隠さずにスリッパの上にちょっこり乗せられた、一足だけの靴下を見 ながら思いました。
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