実践編1:仔犬からのクレートトレーニング

暮らし 写真:ラブラドールレトリーバーの仔犬の写真

仔犬からのクレートトレーニングは、短期集中が基本です。 迎え入れてから1週間、オーナーさんの根気が続けば、ほとんどの場合、終了します。

トレーニングの方法に関しては下記にて、手順を追ってご紹介いたします。

 

STEP1「クレート内を探検」:扉を外した状態にクレートを組み立て、しばらく放置します。オーナー様が妙にクレートを意識すると、犬にもその緊張や期待が伝わってしまうので、ワンさんがどうするのか少し離れて見てみてください。結構な確率で、ひとりで探検してくれます。内部に入る様だったら、声をかけたり、褒めたりせずに、好きな様に中を探検させてあげて下さい。

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STEP2「クレート内を紹介」:クレートに入ってもらう為に、ワンさんの大好きなオモチャやオヤツを用意します。オモチャをクレートへ投げ入れたり、オヤツをクレートの中に入れて、中へ誘導します。中へ入ったら、褒めてあげて下さい。それでも入らなかった場合には、一旦扉を取り付けて、内部に特にお気に入りのオモチャやオヤツを入れ、ワンさんを外に出したまま扉を閉めてしまって下さい。内部にはオモチャやオヤツがありますが、取れないので、自発的に扉を開けようとしたり、興味を持つのを待ち、扉を開けてあげます。中に入ったら、褒めてあげて下さい。何度か繰り返し、このタイミングでは扉は閉めない方が宜しいかと思います。

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STEP3「扉をしめる」:仔犬から始める場合、環境適応能力は成犬よりもはるかに優れていますので、初日から扉を 閉めてしまっても大丈夫です。トイレを済ませ、『ハウス』と声をかけて、クレートに入れ、扉を閉めます。ほとんどのワンさんは、『出せ~~!』と大騒ぎします。大騒ぎしたとしても、この時に出してしまうと、大騒ぎする⇒自由になれる という関連付けがされてしまいます。かわいくてたまらないと思いますが、グッとこらえて、完全無視して下さい。声をかけるのも、あまりに近すぎる場所で見守るのも、大騒ぎする時間を延長させます。この方法の場合、ほとんどの仔犬は1週間以内に、扉を閉められたら、諦める様になります。時間の空いた時には、STEP 2でした様に、クレートが楽しい場所、良いことがある場所だということを体験させて、自発的に入る様になったら、STEP 4へ。

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 STEP4「言葉との関連付け」:『ハウス』という言葉で、クレートに入る事を教えます。一番効率が良いのは、食事の際に食器を持って、 『ハウス』と声をかけ、中に入ったら褒めてご飯をクレートの中に置き、扉を閉める方法です。毎日、気づいたときに1回で良いので、ワンさんに『成功』を体験させてあげて下さい。※「ハウス」というコマンドには、単純に「クレートやハウスの中に入りなさい」という意味合いだけではなく、「良し」というリリースのコマンドが出るまで、(ハウスに限らず)指定場所で待機し続けなさい」という意味を持たせることがあります。オビディエンスなど厳密なコマンド定義のある競技への参加をご検討の場合には、トレーナーさんなど専門にオビディエンスを取り扱う方にご相談下さい。

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goal:できるようになったかな?!

成長と共に、室内でもいたずらをしたり、誤飲や誤食をする危険性が減少します。
室内をワンさんが自由にしていても、大丈夫な状態になれば、ご家庭での生活にあわせて扉を外してしまっても良いと思います